serizawa さんの日記
車の運転をスタートして10分ぐらい経過するとエンジン警告灯が点灯する症状が出ていた。
何が悪いんだろうと考え、とりあえず数年は取り換えてなかったエアエレメントを交換した。
冷却水を補充した。スパークプラグは新しい。
それでも症状は変わらない。
ガソリンを入れた後、やけに車内がガソリン臭い。
ノッキングの回数が多い。
加速にむらがある。
調べてみると、O2センサーが劣化すると燃料と酸素のバランスが崩れてエンジン警告灯が点灯することが分かった。
走行距離は108000キロだからO2センサーの劣化が原因の可能性が高い。
ネットで社外品O2センサーと専用ソケットを購入した。
O2センサーの位置は、エンジンルーム内の奥の方にあった。カプラーは、精密マイナスドライバーで突起したロック部分を押しながら何とかはずした。
CRC5-56をスプレーして専用ソケットをラチエットで回すが回らない。固い。固着がひどい。
マフラーカバーをはずして、22ミリメガネレンチで回すも回らない。全体重をかけても回らない。
整備工場にお願いするしかないのかと思いつつ、ネットでO2センサー交換体験記を読み漁る。
ディーラーで諦められ、マフラーごと交換を薦められた記事を読んだ。タガネをハンマーで叩くと良いらしい。
タガネは無い。マイナスドライバーを隙間にいれて叩いたけど効果ない。回らない。固すぎる。
ガスバーナーで熱してみた。変わらない。びくともしない。
もう諦めようかと考えた。だけど悔しい。
ふと、最後にバールを隙間にねじこんでみようかと思った。
以前、家具を一部解体した時に使った。
長さが1mぐらいあるものだ。結構重い。
先端を隙間にねじこんで、軽く左右に動かした。壊さないように軽く。隙間が大きくなった。再度メガネレンチを回してみる。動いた。舐めてしまったんじゃないかと疑った。6角ナットの位置を確認して再度回す。
6角ナットの位置が変わっていることを確認した。やったー!嬉しかった。
無事交換が完了した。バッテリーのマイナス端子をはずして10分放置した。
近所を試運転したが、エンジン警告灯は点灯しなかった。良かった。諦めなくて良かった。
ありがとうバール。バールは最強だー。