3.11東日本大震災をきっかけに、僕たちの活動が始まりました。
目の前にある「なにか出来る事」それは僕たちにとっては津波被害から避難してきた方々への食事の提供でした。
津波により、絶望的、壊滅的になっていた街も、少しずつ少しずつ復興の道を歩んでいます。
当初は「とりあえず食べて、生きて!」という緊急状況の中での支援を行ってきました。
そして復興が進むにつれ、避難されていた方々の生活が避難所という集団から仮設住宅に移り個への生活へと変化し段々と変わってきました。
そこで僕たちは、個々の生活の中で「孤独」という不安を抱えて暮らしている方が存在する現実を目の当たりにすることになりました。
それは震災以前から存在している問題でしたが「地域の繋がりの希薄化」「それに基づいた高齢化」「少子化」「経済的不安」
これらの状況が震災によってさらに悪化してしまいました。
この事実に対して、「僕たちが出来る事は何か?」「このまま支援を止めてしまっていいのだろうか?」という自問に僕は支援活動を継続させるという判断をしました。
「食べる」事に少しの幸せをプラスする。僕らはそこに存在意義を見いだし、「おいしい、うれしい」を一人でも多くの方に提供することで、「人と人をもう一度繋ぐことが出来るのでは?」
そしてこの活動が徐々に広がり、将来的には津波被害に遭った地域を超えて日本全国に広まっていったらと願っています。
この思いを僕たちは活動の源として日々活動を続けています。
2011年3月12日より任意団体として活動開始
2012年6月11日特定非営利活動法人格取得
「さんさんの会」では、日々の「おかず」の調理配食や「見回り・見守り・聞き取り」と並行して、「芋煮会」「お料理教室」の開催したり、また、連携他団体の企画するイベントに「食べ物担当」として参加させていただいております。
また、県外からのイベントのニーズ調査やご相談に応じ、出来る限りの情報提供をさせて頂いております。
単に娯楽や知識を得る機会をお持ちいただくだけでなく、新たな交流作りの機会提供や、イベントへの参加を呼び掛ける中で、私たちの活動をより広く地元の方々に知って頂き、更なる地域交流の場を広げて頂くことを目的としています。
(This host) = https://wiki.joy-mix.com