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ODM :: MixWiki

wiki:ODM

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  • 概要
    • ODM生産
    • ODMの形態

概要 anchor.png[1]

ODMとは、Original Design Manufacturingの略語で、委託者のブランドで製品を設計・生産することをいいます。生産コスト削減のために製品またはその部品を他の国内企業や海外企業などに委託して、販売に必要な最小限の数量の製品供給を受けることにより、委託者である企業は大きなメリットを享受できます。

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ODM生産 anchor.png[2]

ODM生産方式は、主として台湾や中国などの企業に多く見られ、製造する製品の設計から製品開発までを受託者が行います。
パソコン業界および携帯電話業界で幅広く採用されています。受託者のなかには、マーケティングまで行い、さらに物流や販売まで複数のブランドの製品を一貫して提供する企業もあります。

これは、OEMの形態が進化した結果でもあります。さらに、受託者が製品を企画、設計、技術情報を依頼者であるパソコンメーカーへオファーする場合もあります。そのオファーに対してパソコンメーカーから修正要求があった場合も、基本的には受託者の製品企画と基本設計で製造まで全てを請け負うのが特徴です。

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ODMの形態 anchor.png[3]

ODMの受託者の中には、委託者のブランドの製品を製造するほか自社ブランドでもパソコンなどの製品を販売するとともに、自社ブランドのパソコン部品を他のパソコンメーカーや、ODM・OEMメーカへ販売する企業もあります。

ODMにおいては、受託者の技術レベルが委託者と同水準、またはそれ以上の高い水準にあることが基本的な条件です。


Last-modified: 2015-12-20 (日) 16:05:41 (JST) (3059d) by serizawa