ダッフルコート

概要

ダッフルはベルギーのアントワープ市に近い町の名で、この町で作られた粗製の毛織物がダッフルと呼ばれた。

ダッフルコートは、元々はイギリスの海岸地方で漁師たちが着用していた防寒用のコートです。そのため、厚手で丈夫なウール素材が用いられており、フードやトグル（別名ダッフル）と呼ばれるトグルボタンが特徴的なデザインです。
第二次世界大戦で英国海軍が使用し、一般にも広まった。

現代では、ダッフルコートはファッションアイテムとしても広く親しまれています。シンプルでモダンなデザインが多く、ビジネスシーンからカジュアルスタイルまで幅広く使われます。

ダッフルコートの素材は、ウールが一般的ですが、最近では合成繊維やハイブリッド素材のものも増えてきています。また、厚手であるため、防寒性も高く、冬場のコートとしても人気があります。

ダッフルコートのデザインには、フード付きのものやフードがないもの、トグルボタンが付いているものやファスナーで留めるものなどがあります。また、色も、伝統的なキャメル色から、黒、グレー、ネイビーなど様々な色があります。

ダッフルコートは、オフィスカジュアルからカジュアルスタイルまで幅広い場面で使える万能なアウターであり、コーディネートのアクセントとしても使いやすいアイテムです。